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愛しのブロントサウルス

『愛しのブロントサウルス』
ブライアン・スウィーテク著
桃井緑美子訳

今回は本の紹介です。
- 最新科学で生まれ変わる恐竜たち - という副題がついています。

科学の進歩というのは緩慢な変化のようで、
その実、劇的な変化をもたらしています。
恐竜は大昔の地球に棲息していた生物であり、
その在りし日の姿は不変のものであるはずですが、
最新科学がもたらす化石などからの翻訳によって、
それは今尚、劇的な変化を続けています。

MyBelovedBronto01.jpg

本書は「ナショナル・ジオグラフィック」のウェブマガジンに
コラムを執筆しているサイエンス・ライターであり、
自他共に認める恐竜オタクの著者の目から見た、
恐竜という存在そのものの変化・変遷についてまとめた読み物であり、
著者が綴った恐竜へのラブレターです。

MyBelovedBronto02.jpg

LaQのお仕事では恐竜を題材にした内容に多く携わらせていただいておりますが、
彼らの実態はここ数年でも大きく変わろうとしています。

▼ティラノサウルス・レックス(T-Rex)の容姿の変化
T-Rex_evolution.jpg
怪獣映画さながらの直立型から、実在の生物としての機能を追求したバランス型。
そして近年、T-Rexにもフィラメント状の羽毛のコートをまとっていた
との報告がなされ、実に多彩な羽毛版T-Rexが描かれるようになっています。
(3つ目のイラストは2012年の恐竜王国オフィシャルカタログより、
 羽毛の生えたティラノサウルス)

stego_evolution.jpg
T-Rex以外にもこれまで愚鈍でのっそりしていた恐竜のイメージが大きく覆り、
敏捷な温血動物に多く描き直されています。

かつては竜脚類の代表と言われた
雷竜(かみなりりゅう)=ブロントサウルスが今ではアパトサウルスに分類され、
世の中から姿を消したのは周知のとおりですが、
本書の巻末では、2015年4月7日にポルトガルとイギリスの古生物学者のチームが、
ブロントサウルスはアパトサウルスとは別の独立した種とするべきと結論した
新研究を専門誌に発表したことにもふれられており、
著者が愛してやまなかった
かつての英雄復活に大きな期待が寄せられています。
Bronto_revival.jpg
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