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ジョロウグモとシロカネイソウロウグモ

クモ展用に作成したモデルのモチーフについては、
伊丹市昆虫館さんより、メジャーどころ3種を予めご指定いただいておりました。
そのうちのひとつがこのジョロウグモ。

DSCF4712bl.jpg

ドハデでおどろおどろしい配色とフォルムには
いかにもクモらしい風格があり、
今回のクモモデルの中では唯一、
浅川さんの著書『LaQで作る365日』の中でも紹介されています。

DSCF4714bl.jpg

「ハマリモチーフ」とでも言うべきか、
ハエトリグモのときに比べて制作時間は圧倒的に短く、
イメージ通りに色とパーツを組み合わせていったら、
半日と経たずにほぼ最終決定版に近いモデルができ上がっていたと思います。

DSCF4713bl.jpg

実はこのモデルの制作を行うまで、
「コガネグモ」と「ジョロウグモ」の区別がついていなかったので、
ジョロウグモの美しさを認識できる良い機会となりました。

DSCF4715bl.jpg

ジョロウグモの英名は「(Golden) Silk Spider」。

DSCF4716bl.jpg

また、「クモの糸」のことは「Spider Silk」と呼ぶそうで、
本物の絹糸に続く昆虫資源として大きな注目を集めています。

DSCF4717bl.jpg

全てのクモは糸を出すことができ、生活の上でそれを役立てています。
最も特徴的な「クモ」のイメージのひとつとして、
クモの糸を使って作られた「クモの巣(網)」が挙げられますが、
糸を張って網を作り、獲物をからめ捕るクモを造網性、
網は張らずに徘徊して獲物を捕らえるものを徘徊性というそうで、
約半数のクモは徘徊性で網を張ることがありません。

DSCF4718bl.jpg

クモモデルの条件は、
指定3種(ジョロウグモ、ハエトリグモ、タランチュラ)さえ作れば、
あとは自由に作っても良いというもの。

クモの種類や生態を調べているうちに、
作ってみたいクモが山ほど出てきましたが、
あまり詰め込み過ぎず、ウケ狙いで作成したのが
この「シロカネイソウロウグモ」。

DSCF4908bl.jpg

このクモ、その名の通り、自分では網を張らず、
他人の巣の中で居候して暮らしているそうで、
体の大きさはジョロウグモよりもはるかに小さく、
宿主が相手にしないような小さな獲物を網の端っこで捉えて生活しているのだとか。

DSCF4909bl.jpg

一種の寄生ですが、
宿主のクモそのものに栄養を求めてはいない点で通常の寄生ではなく、
宿主の活動による部分に寄生しているので、労働寄生と言われるそうです(from wiki)。

DSCF4910bl.jpg

というわけで、
▼ジョロウグモの巣に寄生するシロカネイソウロウグモ
DSCF4296bl.jpg
実際にはシロカネイソウロウグモはもっとうんと小さいですが、
昆虫館さんにはこのシロカネイソウロウグモネタが一番喜んでもらえました。

▼詳細画像はコチラ
 ↓ ↓ ↓

ジョロウグモ詳細画像

シロカネイソウロウグモ詳細画像
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コメント
534:ニッチすぎ by 浅川直樹 on 2013/04/13 at 22:21:25

「シロカネイソウロウグモネタが一番喜んでもらえました」というニッチさに一番喜ぶオレ。
昆虫館職員は伊達じゃないっすね。

535:No title by Rain Bringer on 2013/04/13 at 23:07:33

このクモもすごいですねぇ~
クリアパーツのクモの巣もすごい・・・

リアル過ぎてやっぱり見ていると怖いです。

537:Re: ニッチすぎ by Ken01 on 2013/04/14 at 07:27:15

浅川さん、

> 「シロカネイソウロウグモネタが一番喜んでもらえました」というニッチさに一番喜ぶオレ。

完全にメインにはなりえない素材ですからね。
無視できるような細かさにリアリティが生まれるのだと思います。

> 昆虫館職員は伊達じゃないっすね。

ものすごいシンパシーを感じました。
館内配布の『いたこん』バックナンバーもまとめていただいちゃいましたw

538:Re: No title by Ken01 on 2013/04/14 at 07:30:43

RBさん、

> このクモもすごいですねぇ~
> クリアパーツのクモの巣もすごい・・・

ありがとうございます。
モデル単体よりもそれに関係するモチーフを組み合わせることで
より、リアリティを演出できたと思います。

> リアル過ぎてやっぱり見ていると怖いです。

嬉しいです。そういうコメントw。

541:ハマクロンシャフト by YASU on 2013/04/14 at 22:49:07

ken01さま

 これまた素晴らしい造形ですね~。ジョロウグモの脚とハマクロンシャフトは相性がいいですね。ピタリとはまっていると思います。

 伊丹市の昆虫館は、(4年前のことですが)「オオゴキブリ」を触れるコーナーがあったり、「オオゴマダラ」の蛹を間近で見ることができたりと、印象深い昆虫館でした。確か「昆虫折り紙」のイベントをやっていたような記憶もあります。
 販売グッズも出来が良く、缶バッチ、ステッカー、消しゴム等買って帰ったのですが、モチーフの昆虫が、「アカスジカメムシ」だったり、「ハンミョウ」だったりと、一般的にはマイナーな昆虫のものが多くて嬉しかったですね。
 ken01さんモデル、展示されているところを見たかったですね。という以前に、お声がかかることがすごいです。

544:Re: ハマクロンシャフト by Ken01 on 2013/04/14 at 23:28:23

YASUさん、

>  これまた素晴らしい造形ですね~。ジョロウグモの脚とハマクロンシャフトは相性がいいですね。ピタリとはまっていると思います。

そうなんですよ。コレやるのは作る前から決めていたのですんなりいきました。

>  伊丹市の昆虫館は、(4年前のことですが)「オオゴキブリ」を触れるコーナーがあったり、「オオゴマダラ」の蛹を間近で見ることができたりと、印象深い昆虫館でした。確か「昆虫折り紙」のイベントをやっていたような記憶もあります。

オオゴマダラは目を引きますよね(特に蛹が)。
温室管理してますから「いたこん」のウリになってるんでしょうね。

>  販売グッズも出来が良く、缶バッチ、ステッカー、消しゴム等買って帰ったのですが、モチーフの昆虫が、「アカスジカメムシ」だったり、「ハンミョウ」だったりと、一般的にはマイナーな昆虫のものが多くて嬉しかったですね。

あたしが言った時にはナガハネアカウンカの写真がクローズアップされており、
ザクレロのような愛らしい姿が印象的でした。

>  ken01さんモデル、展示されているところを見たかったですね。という以前に、お声がかかることがすごいです。

いや、あたしだから声がかかったわけじゃないんです。
入社時にすでに依頼のあった案件に単に載っただけなんですよね。
プロモデラー冥利に尽きます。

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