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Jumping Spider(ハエトリグモ)

ときどき聞かれる質問のひとつに、
自分がこれまでに作ったLaQ作品の中で一番良くできたと思うものは何?
というのがあります。

人が受け取る印象と自分の評価にはズレがあるものですが、
この「Jumping Spider(ハエトリグモ)」は、
自分の中で「スゴク良くできた!」と思うもののひとつです。
何気にこれまでのLaQ作品の中でも一番のお気に入りかもしれません。

DSCF4640bl.jpg

このモデルは、伊丹市昆虫館で行われた「クモ展」の展示モデル用として、
プロ転向後間もなく、二番目の仕事として制作したものです。

DSCF4641bl.jpg

DSCF4648bl.jpg

これまで昆虫には興味があり、昆虫モデルも多く手掛けてきましたが、
正直なところ、この「クモ展」の仕事を受けるまで、
「クモって昆虫じゃないだろ。」なんて思ってました。

DSCF4651bl.jpg

DSCF4653bl.jpg

ところが、いざ、モデル制作のためにクモの特徴や生態について調べてみると、
その多様性やオドロキの生態にたちまち惹き込まれてしまいました。
中でも「ハエトリグモ」の一族はアイドル的な可愛らしさ!!!
英名を「Jumping Spider」というのですが、
個人的には和名よりも英名の命名法の方が気に入ってます。

Jamping_Spider02bl.jpg
▲ハエを捕らえたハエトリグモ

「クモ展」の展示用には、これ意外に5点のクモモデルを制作していますが、
「ハエトリグモ」はその形状や作り方に最も時間のかかったモデルです。
「どうも何かが違う。。。」と思い悩んでいたとき、
会社のトイレの壁に見つけた、本物のハエトリグモを見て、決定的な特徴を発見しました。

▼上はそれまでに制作していた「ハエトリグモ」。
 下が本物のハエトリグモからヒントを得て作り直したもの。
Jamping_Spiderbl.jpg

「ハエトリグモは円の中に住んでいる!」

なんて言われても「はぁ?」と思われるかもしれませんが、
これが僕の発見したハエトリグモの最大の身体的特徴です。
実際に動いているハエトリグモを見ていると、
まるで重力などないかのように、体の中心を軸にして
クルクルと飛ぶように体の向きを変えます。
それはまるで8本の肢とお尻の先が外接円に納まっているかのよう。
作り直す前のモデルでは前脚がダラリと長く、
クモに見えなくは無いですが、
何か異形の物体で釜爺のようです。
8本の肢をきれいに円の中に納めるように調整したことで、
上体も自然と起き上がり、より「らしい」フォルムに生まれ変わりました。

体の「つくり」は一見もろそうで壊れやすそうな印象も受けますが、
組んでみると意外と頑丈で、
全て組んだ状態で全体がしっくり馴染むように思ってます。
作り方の詳細をご覧になりたい方はコチラをクリック!
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コメント
525:いろいろ共感 by 浅川直樹 on 2013/04/08 at 12:43:26

いろいろ共感点が多いです。
「動いているところ」って、すごい大切ですよね。
あと「円の中に納まっている」という表現は秀逸だと思います。
僕は断片的にしかken01さんの蜘蛛モデルを見ていなかったので、
伊丹市昆虫館の「クモ展」は、とても見たかったです。
何でもっと広報しないのかと。
クサグモ?ハナグモ?とかかわいかった記憶が。

526:Re: いろいろ共感 by Ken01 on 2013/04/08 at 21:49:46

浅川さん、

> いろいろ共感点が多いです。

だしょ。
『つくれるLaQ節足動物編 =硬い殻と関節を持つなかまたち=』
ていうシリーズを作りましょうよ。
なんせ、世界の生物中最大派閥ですからね。
ネタは尽きませんよ!!

> 「動いているところ」って、すごい大切ですよね。

そう、確かに再現するのはどうせ静止状態なんだけど、
実際に生きて動いているところを見て知ってるのと知らないのとでは、
その生物の特徴の捉え方が全く変わってきますね。
先日、上の動物園でアルマジロ見てきましたが、
ビックリするほどすばしっこく、意外と脚も長くてちょこまかと動く。

> あと「円の中に納まっている」という表現は秀逸だと思います。

だしょ。これは言い得て妙ですね(自画自賛)。

> 僕は断片的にしかken01さんの蜘蛛モデルを見ていなかったので、

そんな方々の為に、
これからクモモデル5連弾&クモ展展示用のディスプレイを
これまでにないヴォリウムでお届けします!

527:伊丹市昆虫館 by YASU on 2013/04/08 at 22:26:51

ken01さま

 伊丹市昆虫館にモデルを提供されているとは知りませんでした。私は、西日本屈指の昆虫館だと思っています。
 実物、生態をよく知っていると、モデルに命を吹き込みながら作成しているような気持ちになりますね。昆虫作品ならいくらでも作れそうな気がします(クオリティはさておき)。
 
 追記:先日はフェスタで大変お世話になりました。お疲れのところお相手してくださり、ありがとうございました。殿堂作品も楽しみにしていますよ!

528:No title by Rain Bringer on 2013/04/08 at 23:20:58

色といいなんかすごいですね・・・
怖い・・・
アイドル並みにかわいいんですか?
うーん昆虫の世界は奥が深いですね・・・

529:Re: 伊丹市昆虫館 by Ken01 on 2013/04/08 at 23:45:27

YASUさん、

コメントお待ちしてましたよ。

>  伊丹市昆虫館(中略)私は、西日本屈指の昆虫館だと思っています。

館内にはフリーペーパーで「いたこん」ていう季刊誌(確か)が置かれていて、
神戸に帰ったついでに、バックナンバーを含めていくつかもらって帰りました。
いやぁ、転職したての頃でしたが、
こういうところでこういう本の編集・企画しながら記事書いて余生を過ごせたら最高だな。
とか思ったりしました。

>  実物、生態をよく知っていると、モデルに命を吹き込みながら作成しているような気持ちになりますね。昆虫作品ならいくらでも作れそうな気がします(クオリティはさておき)。

いたこんの昆虫モデル制作、できたらもっとやりたかったんですけどね。
全国いたるところの昆虫館でこういう仕事できないかな?なんて。

>  追記:先日はフェスタで大変お世話になりました。お疲れのところお相手してくださり、ありがとうございました。殿堂作品も楽しみにしていますよ!

こちらこそ、わざわざお出でいただきありがとうございました。
これからはいよいよYASUさんの時代じゃないですか?

530:Re: No title by Ken01 on 2013/04/08 at 23:48:29

RBさん、

> 色といいなんかすごいですね・・・
> 怖い・・・

社内で昆虫モデルを作っていると、
「キモ!」とか「気色ワル!!」と言われることがあるんですが、
それは逆に「リアルにできてる!」という褒め言葉だと思っています(マジ)。

> アイドル並みにかわいいんですか?
> うーん昆虫の世界は奥が深いですね・・・

あぁ、なんていうか
スターウォーズのイウォーク的というか、
ETやグレムリンのようなアイドル路線(?)というか、
いわゆるキモカワ系ってやつなんですかね。

531:No title by しんじ(ひろしま) on 2013/04/09 at 08:53:05

格好いいですねぇ。顔もいいなぁ。

532:Re: No title by Ken01 on 2013/04/13 at 11:57:39

しんじさん、

コメントありがとうございます。
しばらくクモ編です。
こういうのの作り分けってなかなか楽しいですよ。

533:作りわけ楽しい! by 浅川直樹 on 2013/04/13 at 22:17:59

作りわけ楽しいっす。
『LaQ超スーパーテクニック』のペンギン作りわけとか、
『つくれるLaQ④昆虫』の世界のカブトムシ&クワガタとか、
楽しかった。

536:Re: 作りわけ楽しい! by Ken01 on 2013/04/14 at 07:20:44

浅川さん、

『LaQ超スーパーテクニック』の中でもペンギンの作りわけは
個人的にかなりツボです。
とりわけ昆虫などをモチーフにするとき、
LaQ素材はスケッチ道具のひとつだと常々感じていますが、
「つくれる」シリーズはまさに図鑑的なスケッチモデリングの醍醐味だと思います。
恐竜骨格にもそれに通ずるものがありますね。

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